「周作忌」中止のご報告

　毎年9月29日の命日に行なって来た「周作忌」は今年で第 24回を迎えますが、昨今の新型コロナウィルスによってもたらされた状況により、残念ながら中止となりました。次年度の開催に はぜひともご参加くださいますよう、お願い申し上げます。

　なお、毎年同じ日に、同じ会場で行われていた「周作クラブ総会」は、今 年は別の場所で、規模を縮小して行ないます。8月末に発行の会報（事情により、通常の形ではなくお知らせのプリントになります）に、委任状を含めたご案内のハガキを同封いたします。

決定延期第21回遠藤文学原点の旅
『ユリアとよぶ女』『怪奇小説』の 舞台−駿府・網代・熱海をバスで

　当初、5月に予定されていた今年の「原点の旅」の延期（10月18日〜19 日）については、すでに参加の方々へはご連絡しましたが、このところの状況から未だ実現の見込みが立たず、遅くとも7月下旬には最終判断をする予定で す。その折は直接にお手紙さしあげますので、もう少しお待ちくださるようお願いいたします。

遠藤周作未発表小説発見　純文学作品　『影に対して』

　「三田文學」夏季号（7月10日刊）定価909円＋税 　あらたに見つかった400字詰原稿用紙104枚の純文学作品「影に対して」（本誌1面に詳細記事）の全文を緊急掲載。「解説」を加藤宗哉、「経緯」 を長崎市遠藤周作文学館学芸員・川�ｱ友理子が担当。なお、「三田文學」の 次号（秋号・10月10日発行）では、さらに詳細な「解説」を山根道公・本報 顧問が執筆を予定している。

※ 「三田文學」予約申込は、三田文學編集部（ ０３・３４５１・９０５３、０３・３４５１・９０５７）まで。「三田文學ホームページ」からも申込めます。また、大手書店でも販売します。

決定延期第21回遠藤文学原点の旅
『ユリアとよぶ女』『怪奇小説』の 舞台−駿府・網代・熱海をバスで

　当初、5月に予定されていた今年の「原点の旅」の延期（10月18日〜19 日）については、すでに参加の方々へはご連絡しましたが、このところの状況から未だ実現の見込みが立たず、遅くとも7月下旬には最終判断をする予定です。その折は直接にお手紙さしあげますので、もう少しお待ちくださるようお願いいたします。

御礼

　周作クラブ「協力金」へ多くのご好意　周作クラブの財政上の問題から、さ きに皆さまへお願いした「協力金」に多くの方から御寄附がありました。心 より御礼申し上げます。今年度の決済における「繰越金」にも相応の金額が 確保される見通しが立ったことから、今年の会費値上げは見送り、来年度総 会であらためて議題としてとりあげることになりました。会員各位のご厚意・ ご協力に深く感謝申し上げます。

　なお、さきに「協力金」の振込用紙を全員に同封したため、会費未納と勘違いし、翌年分の年会費まで振込まれた方が多くおられました。8月にはまた、皆様へ振込用紙が届きますが、それは「協力金」お願いのためで、すでに年会費を御収めの方は、重ねて年会費をお支払いになりませぬよう、ご注意ください。なおその際、ご自身の年会費納入状況については、下記Ｅメールアドレスか、往復ハガキにてお問合せください。

遠藤周作学会全国大会中止について

　9月12日に予定されていた第15回遠藤周作学会・全国大会（2020年度、会場校・南山大学）は中止と決まりました。今後予測される感染の状況、会場校である大学の状況に見通しが立たないこと、また発表者が背負う不安や未確定要素等が勘案された結果、とのことです。

「会報」の原稿募集

　会員の皆さんの原稿を募集します。9 0 0 字（ 半ページ分）あるいは 1800字（1ページ分）。遠藤周作の人と作品について、あるいは遠藤文 学との関わりなど何でも結構です。なお、原稿は必ず下記「周作クラブ」宛てに郵送してください。掲載の際にはご連絡差し上げます。

ー周作クラブー会員募集

　「周作クラブ」では会員を募集しています。遠藤文学ファンはもちろん、これか ら読んでみようという方々も大歓迎です。

　年会費は３，０００円。入会金はありません。年４回発行の「会報」が送られるほか、会が主催する「文学セミナー」や 遠藤作品の足跡を訪ねる「遠藤文学・原点の旅」へ参加できます。新年会、各種懇親会へのご案内もお送りします。下記「周作クラブ」まで、ハガキか Ｅメールでお申込みください。折り返しご案内の資料と会費の振込用紙をお送りします。 前号でお知らせしましたように「協力金」の項目を加えた振替用紙を作りましたので、ご意思のある方は一口１，０００円、何口でもお振込みをお願 いします。